クレンジングで一番多い間違いはクレンジングクリームの落とし方です。
丁寧に泡立てて、優しくマッサージして汚れを浮かせ取るところまでは
出来ている人はけっこう多いのですが、落とすときにバシャバシャと落としてしまう人も多いのです。
落とすときは洗うのではなく、すすぐのです。
たっぷりのお湯を使ってすすぎ流してあげて下さい。
クレンジングでは手を使ってゴシゴシと肌をこする必要はありません。
クレンジングクリームを乗せるポイントですが、
額・鼻の頭・あご・両頬の5箇所。
このポイントにクリームを乗せて顔全体に優しく無理のないように伸ばし広げてあげます。
クレンジングマッサージはまず顔全体に均一的に行ったあとに、
気になる部分を集中して行いましょう。
クレンジングにおいてはどんな化粧品を使えばよいのかというよりも、
しっかりと基本を守って洗えているのかという方が大事です。
物に頼らず、まずは技を磨きましょう。
汚れによって毛穴が詰まった状態を角栓といい、肌が黒ずんで見える原因のひとつです。
角栓は毛穴をやさしく柔らかくほぐして少しずつ汚れを取って、
そのあと水分補給をするなどして時間をかけて整えましょう。
クレンジングに使用するお湯の温度は人肌が望ましいです。
熱すぎても冷たすぎてもダメなのです。
手のひらに力を込めてクレンジングすることも肌に刺激になりますが、
お湯ひとつとっても肌に刺激になることを忘れてはいけません。
クレンジング洗顔後のタオルの拭き方ですが、清潔なタオルを使用するのはもちろんのこと、
ここでもこすったり刺激を与えてはいけません。
タオルで優しく、
軽く押さえるように水をふき取って下さい。